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信じるもの。(参考→ピリ3:19,ロマ1:23)
2023/6/19 ★★☆☆☆
1.背景 a)体験的な知 →なぜ私が筆をとって、この論集を書いているかといえば「聖書が真理である」ことを体験的に悟ったからである。聡き多くの信徒が「体験的にしか知り得ぬもの」として言語化することを躊躇 ...
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御国に生きる。(参考→ガラ6:14)
2023/6/12 ★★★☆☆
1.序論 a)世とは →聖書の教えに基づけば、(被造)世界と世は異なる。前者が“神によって創られた被造物としての空間”を指すのに対して後者は“人間がイメージする空間を含めた世界観”を指す。より本質的な ...
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被造世界。(参考→創1:)
2023/6/12 ★★★★☆
1.序論 a)被造世界 →「神がいるなら、こんな世はおかしい」という声はよく分かる。聖書に基づいて簡潔に言えば「罪の影響で被造世界は壊れている」との回答になるが、それ以上の言及をしないと曖昧なままにな ...
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真理の概念。(参考→エペ4:6,マコ12:29)
2023/6/12 ★★★★☆
1.序論 a)主体的な哲学者 →誰もが何かしらの形で哲学をしている。それは「どうして?」という問いなくして人間は行動を起こせないからである。であるからして「思想は人の数だけある」とも言えるだろう。しか ...
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普遍道徳。(参考→Iコリ7:31,マタ19:14)
2023/6/12 ★★★☆☆
1.序論 a)宗教と真理 →「宗教は世にあるものを否定する」という考えは大方間違いではない。なぜなら、世と違う行動原理を示さなければ宗教(本来はいい意味である)はビジネスとして成立しないからだ。そうい ...
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律法と恵み。(参考→レビ11:43-47,ガラ5:14-25)
2023/6/12 ★★★☆☆
1.序論 a)律法の書 →モーセ五書のうちで律法について特に細かく規定されているのが『レビ記』である。その11章では、どのような生き物は食してよいかということについて、時代に関わらない普遍性を以って記 ...
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信仰による義。(参考→ガラ3:17-24)
2023/6/12 ★★★★☆
1.序論 a)律法の民 →イスラエルの民にとって選民としての証であり、神との契約であった律法。旧約においては、律法を守ることが義を果たすことにみえた。しかし、キリストが来られたことでそれらは成就され、 ...
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ただ一つの道。(参考→ガラ1:6-9)
2023/6/12 ★★★☆☆
1.序論 a)聖書のみ →研鑽に際して、教派を超えて神学を寄せ集めようとするとバランスを崩す。なぜなら、基本的にプロテスタントの諸教派は、各々土台となる理念に基づいて神学的な教理を形成しているからであ ...
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病と恵み。(参考→IIコリ12:9-10)
2023/6/12 ★★★☆☆
1.序論 a)パウロの神秘体験 →謙遜な使徒は、自らが任じられた使命の正当性を示すために、偽物達に対して敢えて誇った。かつてパウロは、肉体に“とげ(病)”を与えられ、神に回復を求めたが、返ってきたのは ...
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この世の神。(参考→IIコリ4:4)
2023/6/12 ★★★☆☆
1.背景 a)未信徒たち →何かの素晴らしさを表現する時に「神」という言葉を用いる不敬虔な人が多すぎる。「神」という言葉が素晴らしいと知りながら疎かにすることは矛盾である。 b)サタン →未信徒は「聖 ...