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権力者に対して。(参考→ロマ13:1-5,12:19-21)
2023/6/12 ★★★★☆
『ローマ人への手紙』の12章からは、信徒の生活について書かれています。13章の冒頭では、時代の権力者に対して従順であるべきことを勧めています。 パウロは、度重なる激しい迫害の中、命がけで伝道した使徒で ...
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愛と妬み。(参考→ロマ10:20,9:21)
2023/6/12 ★★★☆☆
聖書は、一つ一つの章に意味があり、どの巻として欠くべきものはありません。ただ、そのゆえに、「すべての巻が繋がる」という意味で『ローマ人への手紙』の重要性は特に目立ちます。 その9章から11章は、イスラ ...
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救いとは何か。(参考→ロマ5:5,10:9-10)
2023/6/12 ★★☆☆☆
いかがわしい宗教は「いい加減」です。そういった類のものは“洗脳(コントロール)”の原理に囚われているので、信者は自分の属するものについて言明できないですし、そもそも教理も何もあったものではありません。 ...
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節分をどう考えるか。(参考→ガラ5:9,Iペテ2:12)
2023/6/12 ★★★☆☆
このエッセイを書いている今日は、信徒になってから二回目の節分です。「キリスト者になってから、一年と二ヶ月ほどしか経っていないのか」と自分でも驚くほど、恵みによる日々の飛躍的な成長を喜んでいます。 朝、 ...
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アブラハムの試練。(参考→創22:2,12)
2023/6/12 ★★☆☆☆
聖書の冒頭に置かれた『創世記』。アダムの堕落に始まり、ノアの洪水物語やバベルの塔…。そういった出来事ののち、アブラハムという人に焦点が当たります。まさにこの人物から“契約に基づく救済”が大きく動き始め ...
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神の御心。(参考→使14:17,ロマ5:3‐4)
2023/6/12 ★★★☆☆
無神論を語る人々には「世の不条理より、被造物の素晴らしさに目を向けてほしい」というのが私の願いです。多神教文化には「拠り所としているものが“哲学書”なのか本物の聖典なのかを吟味してほしい」と私は思いま ...
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これからという時。(参考→Ⅱ列23:24,29,使17:18)
2023/6/12 ★★★☆☆
今回は、いわば現状報告です。これまでの歩みも振り返ってみたいと思います。 2020年。春に大学を卒業した私は、コロナ禍で卒業式が行われなかったことに引っ張られるかのように、哲学探究を続けました。その情 ...
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割礼はわざの象徴。(参考→ピリ3:2‐3,ガラ2:16)
2023/6/12 ★★★★☆
イスラエル民族の男児に、その“神の選民たる証”として施されていたのが、陽の皮を切り取る“割礼”です。この通過儀礼は、数日間動けないほどの痛みを伴うようですが、それでもユダヤの文化に未だ残っているのは、 ...
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肉欲と聖化。(参考→ガラ5:14‐16,マタ5:28)
2023/6/12 ★★★☆☆
信徒としての完成に向かってゆく聖化の過程における、私にとっての最も大きな障壁は、どこまでも「姦淫をどう扱うか」というものです。私は、肉体的な貞潔こそ保ってはいるものの、(信徒として考えると)重篤なポル ...
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忍耐。(参考→ヤコ2:14,ロマ5:3‐4)
2023/6/12 ★★★★☆
「救いは、信仰と恵みによる」。これが聖書の教理です。現在進行形の救いである“聖化”は、ロマ書(『ローマ人への手紙』)の7章に提示される躓きの原因に学び、8章に倣う必要があります。私は、そのことに際し、 ...