50|Philippians

いのちの書(いのちのしょ)

回心の可能性。聖書からは信徒の名簿であることが読み取れるが、本質的にはこのような定義であると言える。「罪人のまま死した者は[いのちの書]から名が消し去られる」との解釈は「信徒でない者は地獄に落ちる」という定式をつくる。しかし、そうすると啓示の量と行い応じた裁きの意味が説明できない。たしかに信徒になる余地のない者” については論理的にも整合性がある。間違った解釈は致命的だが「未信徒が死の間際に神とどのようなやり取りをするのか」などの領域に踏み入ることも判断の間違いとして避けねばならない。

 

(要約/参照聖句);いのちの書に名がない者は火の池に投げ込まれる/黙20:15|罪人の名が消し去られる根拠/詩69:28,黙3:5|信徒の名簿である/ピリ4:3,詩56:8139:16

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