地獄のこと。“永遠の火”とも表され「蛆が尽きることのない場所」である。聖書には、この空間への詳細な言及はない。無用な詮索をしてしまいがちだが「書く必要がないから書かれていない」というのが聖書解釈における無記述の原則である。確かなことは「地獄(で裁く神)を畏れない状態」すなわち“意思の喪失”が「人間としての滅びである」ことだ。そこに[悔い改め]の余地はあり得ないからである。
例(要約/参照聖句);永遠の火による罰/マタ25:31-46|地獄では蛆が尽きない/マコ9:48|本能に生きることによる滅び/ユダ1:10