権威と真理性の根拠として聖書で重視される数の概念。「救いの道が他にはあり得ない」ということを強調するのは、一見すると排他的な思想に映る。しかし「愛は限りなく一に近づく性質のものである」ことを知るゆえに、信徒は疎まれても愛を実行するのである。聖書的な伝道はとりわけ“自由主義”と対立する。多様性を尊重することは往々にして聖書という[唯一]の真理道徳から遠ざかることに繋がる。自由が放縦の口実になってはならない。
例(要約/参照聖句);一つという神概念が強調されている/エペ4:4-6|神はお一人であるというイエスの証言/マタ19:17|福音は一つであり他にはない/ガラ1:6-10