聖書全体の真髄である[福音の三要素]を信じた者が救いを失うことはあり得ない。一度救われた者が滅びてしまうとすれば、神の福音に力がないことになる。キリストの贖いは完璧な一回性ゆえに旧約の犠牲とは異なるというのが聖書の教えである。信徒は罪に対して死に、キリストの復活に与る。この事実は、「未信徒として死した自分に戻る現象はあり得ない」ことを表す。それを保証するのが[聖霊]である。内住の聖霊は救いの“証印”であるから取り消されることはあり得ず、聖書から離れる者は初めから福音を信じていなかったと言える。
例(要約/参照聖句);キリストによる神の贖いは完璧な一回性を持つ/ヘブ7:27,9:7-12,10:10-18|罪に死した証印を受けた者がなお罪に生きることは理論的に不可能である/ロマ6:1-7,IIコリ1:22,エペ1:13-14|信仰による聖霊のバプテスマで救われているか、確認する必要がある/ヘブ6:4-6,Iコリ12:3,コロ2:11-15