真の[富]は“神を愛する心”。[世]を渡るための道具である一過性の金銭とは真逆のもの。かの[ソロモン]王は知恵を求めたから副次的に[世]で最も“物質的”に[富む]者となった。しかし、彼が『伝道者の書』で嘆いた神からの離反という“精神的”な欠乏こそが「[富]から最も遠い」のであった。豊かさは神の[恵み]であり「金銭は愛によってはじめて善用される」。覚えておくべきはその逆はあり得ないということだ。
例(要約/参照聖句);ソロモン王が知恵の後に富を得たわけ/伝5:10-12|金銭を“愛する”ことがあらゆる悪の根である/Iテモ6:7-11|金持ちが天の国に入るのは困難である/マタ19:23-24