45|Romans 51|Colossians 59|James 60|1 Peter 62|1 John

洗練(せんれん)

信徒がキリストに倣いながら、その品性に近づいてゆくさま。不信仰な世に倣うと、人は徐々に腐敗してゆく。世は「考えること」を剥奪するからである。その危険性を諭す教えは聖書をおいて他にない。そのような神の真理について「聖書は危険な宗教だ」と見做すことは、省察を放棄する意味で自己喪失につながる。一方で、信仰に通ずる者は聖書を典拠にあらゆる事柄に応答することができる。神を否定する者に過去の自分を見出し、説得を諦めないところにこそ高潔な愛がある。本質的に成熟した大人とは,社会の通念と戦う者である。

 

(要約/参照聖句);忍耐の信仰は練られた品性に繋がる/ロマ5:3-5,ヤコ1:3-5|異邦人のようでなく,柔和で穏やかな内なる性質によってこそ身を飾りなさい/Iペテ3:3-4,ルカ12:27-30|世と反するように,信徒はキリストに似た者として成熟してゆく/Iヨハ3:1-3,コロ1:27-29

-45|Romans, 51|Colossians, 59|James, 60|1 Peter, 62|1 John
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