神を知った気になり、己が愚かさに気付かぬこと。信徒は皆がそうだったからして、未信徒を貶めてはならない。しかし、未信徒が信徒になることを邪魔する[獣]に対して容赦する理由はない。カルトは『伝道者の書』において“真理ではない”ことを示している否定形の御教えを肯定形で引用する。頭でっかちな者が聖書の外面的な知識を騙り、恥知らずにも神を侮辱するのは、構造的にそれとなんら変わらない。“この世の知恵”とされるものは人を怠惰にし、知者と勘違いさせる。“無知の恥”を覚え、聖書という基礎教養を学ぶべきだ。
例(要約/参照聖句);知者のように思い上がりながら、神のことを全く知らない/ロマ1:20-25,エレ10:14,51:17|己が過去を思い起こし、善の行いによって無知な発言を封じよ/Iペテ2:10-16|聖書への無知ゆえに、曲解に走ってはならない/IIペテ3:15-18