聖霊の宮となった信徒のからだ。神に守られた“人格”としての全存在のこと。いかに堅牢な要塞に住まおうと、信仰がなければ無防備と同然に滅び去る。たとえ貧しい小屋と言われようとも、信徒は自身がこの上ない[砦]にいることを知っている。どれだけ防備をしようが「内側から壊れれば無意味」である。神が外から守る(だけ)でなく、内側から(も)守ってくださるという転換的なご加護こそは、世の通念を覆すものである。格好だけの札など必要ない。聖書の御教えを心に持つことこそ“至高の御守り”なのだ。
例(要約/参照聖句);神こそが真の砦だと知っていたダビデ王/詩59:16-17|私たちのために戦ってくださる神/II歴32:5-8,ネヘ4:19-22|信徒のからだは聖霊の宮、不可侵のものとなる/Iコリ3:16-17,10:28-29