律法の規定に基づいて神との間を繋ぐ役割を担う者。旧約においては[幕屋]を[聖別]するために極めて慎重な[きよめ]を経た[祭司]が立てられた。しかし新約におけるキリストの死は神とを隔てる天幕を裂いた。イスラエルは「[わざ]の踏襲によって“地に伏して神を拝んで”いた」が、十字架において成就した神の愛は「信仰によって誰もが“神を見上げる”ことが出来る」という大転換をもたらした。イスラエルの救いに接ぎ木された異邦人は、信仰の素養において選ばれし民に及ばない。我々には大祭司キリストが必要なのである。
例(要約/参照聖句);律法による祭司の厳密な規定/レビ1:-8:,ヨシ20:1-6|真の大祭司であるキリスト/ヘブ9:11-12 |主イエスのとりなしに倣う使徒パウロ/ピレ1:17-20