聖書の御教えが真理であることを表現する生き方。救いは信仰により、信仰は行いに表れる。そのゆえに「救いとは何たるか」を未信徒に示すには行いが不可欠なのである。隣人にさえ隠すような行いが、まして神の御目に適うはずがない。不信者と行動理念が違っても、結果としての生き方が表面上では同じというのでは意味がない。もしそうなら、神の律法に基づいている信徒のほうが罪深いことになる。信徒は“神に赦された者”である。未信徒時代を思い、神の恵みへのとめどない感謝を表すことが、何より聖書の真理を証するのである。
例(要約／参照聖句)；愛の行いが伴わなければ、どこに心の信仰が表れるのか／ヤコ2:17-18，Iヨハ3:18，エレ9:8｜御教えに心から従おうとしなければ、行うことはできない／マコ7:5-13，イザ29:13-14｜敵対者に煽られても動じない、口先でない信仰が必要である／II列19-25，イザ36:5