サタンが自らにとって脅威となる者に対し講ずるもの。窮地にして好機。この世の通念による圧迫,身近な者の誤った言葉の誘惑や,希望を押しつぶす脅迫観念など。信徒である以上、自分が受けている苦難は,①神からの試練,②サタンによる妨害,のいずれかである。神はサタンの行動にさえ権威を行使なさるので[阻み]が信仰的な精錬の側面を持っているのは間違いない。よって、苦難が祝福に変わるためには「サタンの干渉可能性」という霊的な観点が必要である。この闘いは自らの策謀を晒すサタンにとっても“賭け”なのである。
例(要約/参照聖句);真理の伝道を妨げて阻むサタン/ロマ1:13-19,Iテサ2:16-18,ヨブ1:12,2:6|神による救いを真に妨げ得るものはないことを語るヨナタン/Iサム14:4-7|伝道で死に直面してもキリストの愛による神の救いからは誰も引き離せない/ロマ8:35-39,IIコリ11:23-31