47|2 Corinthians

除け者(のけもの)

耳に痛い真実を語るがゆえに、人々から疎まれる働き人。異教国に生きる同胞からは、どうあっても侮蔑の目で見られるだろう。自由主義神学に惑わされた親類には、煩わされるだろう。福音派の伝統教義を固守する兄弟からは、不名誉な噂を立てられるだろう。革命を起こそうとする者は、いつも孤独だ。現行の体制に「おかしい」と異を唱えることは体制に安寧する者から「おかしい」と非難されることと同義だからである。独善的ではいけず、自己吟味を怠るべきではない。なぜなら、改革の本旨というのは省察を促すところにあるからだ。

 

(要約/参照聖句);同胞から虐げられながらも、神からの召しゆえに真実を伝えた預言者エレミヤ/哀3:58-63|あらゆる人々から難を受けながらも、弱っている人への愛に生きた使徒パウロ/IIコリ11:26-29|神につく者は世から憎まれることを、かしらとして自ら示された御子キリスト/ヨハ15:18-26

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