神が人間に変化を及ぼす際に用いる原理。時計によって可視化して捉えることが一般的となっており、しばしば空間と並べられる概念。[時間]の存在は“生き方という軸”によって受容のされ方が異なる。「人生は一度きり」と言うときの“直線的”なものや「生まれ変わってまた…」と馳せるときの“円環的”なもの。聖書においては前者が大前提となっている。場合によって体感的な早さが変化することがあるが“機”を神が治めておられる事実は不変である。“瞬間”が神の導きとしての意味を持つ信仰は、永遠の先取りなのだと編者は思う。
例(要約/参照聖句);神の力で太陽がとどまる/ヨシ10:12-14|輪廻の否定/ヘブ9:27|時が満ちて神の国は近づいた/マコ1:15