神の統治に介入しようとすること。「救いは信仰と恵みによる」というのが、聖書の字義的解釈による奥義である。その理解に基づけば「すべてが神の完璧な采配による」のだから、未信徒の救いについての是否を信徒が断定することはあり得ない。同時に、黙示録に書かれた終末預言を曲解することもまた、あり得ない。したがって、まず「神が完璧な統治をなさる」という“聖書全体のメッセージ”に全幅の信頼を置く。そして、“聖書によって確実に判る範囲を弁えつつ、その領域において御教えを明言する”べきである。
例(要約/参照聖句);隣人の救いを断定するのは越権行為である/ヤコ4:12|聖霊による預言を勝手に解釈して逸脱してはならない/Iコリ4:6-7 ,IIペテ1:20-21|復讐は神がなさる/申32:35