53|2 Thessalonians 54|1 Timothy 56|Titus 58|Hebrews

今(いま)

神の国を見据えて、地上生涯を大切にすること。聖書の教えは厭世的なものではない。御言葉が糾弾するのは,この世的な考え方神に敵対する思想なのである。その事実は、歴史書に登場する人物たちの生涯が悲壮な描写だけでないことにも明らかだ。地上での生活を疎かにして、天での暮らしを味わうことはできない。悪が滅びる終末を意識することは必要だが、信徒にとっては神の国が到来する日である。だからこそ、年齢の如何に関わらず、永遠のいのちを授かった者は、この瞬間にも召された意味を見出して福音を伝えるべきである。

 

(要約/参照聖句);神の恵みは今を疎かにすることなくキリストを待ち望むことを教えている/テト2:11-14,ヘブ3:13,ルツ4:14-17|終末に対して構えすぎず,良い働きを続けなさい/IIテサ3:11-13|今と来るべきいのちの両方に有益な敬虔を,若さを侮られずに伝えなさい/Iテモ4:7-16

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