相手から好かれようと一方的に尽くすこと。すなわち、隣人に対して「どのようにしたら喜んでもらえるか」を考えて無償の奉仕につとめることである。その性質は「相手を支配しよう」とする[貪り](罪の本質)と対になる概念であり、[愛]は聖書を貫く心。聖書では[契約]が重視されるが、それは「約束を守ること」が“相手を思うこと”なしには不可能だからである。信徒の目標とは、神の愛に限りなく近づくことだ。
例(要約/参照聖句);神の性質は愛である/Iヨハ4:8,16|対神徳のうち最も大いなるものは愛/Iコリ13:13|律法を全うするのは愛/ロマ13:8-10