神によって人間に授けられた“愛を謳う”ための器官。本質的には“自分の思いを相手に伝える方法”が舌であると言える。「自分が意思伝達する言葉は己自身である」という基本的な認識が欠如している者で世は溢れている。自分と相手の人格に作用する舌はまさしく“諸刃の剣“である。成熟した信徒であっても言葉の過ちを完全に避けることはできないが、ときに間違うことがあっても、その理由が愛にあるよう最善を尽くすべきである。
例(要約/参照聖句);利欲の舌で友を売らぬ者が神の国に住める/詩15:|気力を削ぐとも癒しともなる舌を神は人に備えられた/箴15:1-4|舌は神を讃えながら似姿である隣人をのろい得る/ヤコ3:5-9