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いのちの書(いのちのしょ)
2023/4/29 い
回心の可能性。聖書からは“信徒の名簿”であることが読み取れるが、本質的にはこのような定義であると言える。「罪人のまま死した者は[いのちの書]から名が消し去られる」との解釈は「信徒でない者は地獄に落ちる ...
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塵(ちり)
2023/4/29 ち
取るに足らないもの。世の人々は、そのような[塵]だったにも関わらず神から“価値ある者”とされたことを拒む。信徒たちは「耳触りのよい教えが人々の何を変えられよう」という悟りゆえに人々から疎まれる。“耳障 ...
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時間(じかん)
2023/4/29 し
神が人間に変化を及ぼす際に用いる原理。時計によって可視化して捉えることが一般的となっており、しばしば空間と並べられる概念。[時間]の存在は“生き方という軸”によって受容のされ方が異なる。「人生は一度き ...
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助言(じょげん)
2023/4/29 し
人間が苦境において神に求むべきもの。多くの人々が“体裁”を気にして助言を受けることを躊躇する。その最たるものにして極致が「神への祈りの抵抗感」である。年長者の意見は経験に基づくゆえ大いに聞いたがよい。 ...
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誇り(ほこり)
2023/4/29 ほ
神に象って創られた人間としての自認。「人間が神に似せて創られた」のは、その自認によって常に“至らなさ”を覚えて自己省察するためである。間違った誇りは人間的な高ぶりを引き起こすが、その誇りさえも失った者 ...
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鏡(かがみ)
2023/4/29 か
姿を映す[鏡]になぞらえて「人としてどうあるべきか」を形容する表現。信徒の到達目標は主イエスであり、そこに至るまでの模範には使徒たちが挙げられるだろう。一方でイスラエルの諸王が犯した背信は反面教師とな ...
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油断(ゆだん)
2023/4/29 ゆ
信仰を燃やす“敬虔さという灯油”を絶やしてしまうこと。霊的に鋭くなるほどに“義しい構え”が崩れる瞬間に気づく。それは己が罪の認識が改まる成長でもあるが、痛みを伴う。真水にわずかでも異物が入ったらば清さ ...
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戦い(たたかい)
2023/4/29 た
未信徒が相対的な[世]の通念から絶対的な[神]への信仰に至るまでの道。および、その道を阻む悪霊を、愛によって祓う信仰者の旅程。[この世]において明確な敵意をもって襲ってくるのは悪霊に属す獣である。明確 ...