57|Philemon 58|Hebrews

祭司(さいし)

2023/4/29    

律法の規定に基づいて神との間を繋ぐ役割を担う者。旧約においては[幕屋]を[聖別]するために極めて慎重な[きよめ]を経た[祭司]が立てられた。しかし新約におけるキリストの死は神とを隔てる天幕を裂いた。イ ...

62|1 John

目(め)

2023/4/29    

神を讃えるにあたって、被造世界の美しさを受け取るべく人間に与えられた器官。エデンの園で、既に開けていた[目]を“疑ったこと”こそ、人類が[世]に堕落するきっかけであった。結果的に生じた[目の欲]は知覚 ...

55|2 Timothy 58|Hebrews

真理(しんり)

2023/4/29    

ある事柄について本質的な否定が不可能な命題のこと。 「多は一から発出する」からして[真理]は“一”を主張する教え(聖書)の内にある。「真理は存在しない」ことが“真”であれば、この命題自体が“偽”となり ...

45|Romans

鈍さ(にぶさ)

2023/4/29    

神を知ることが出来ないこと。「賢くなろう」と地上を見渡すあまり天上に目を向けられなくなったさま。[賢さ]とは愚かさを知ること。[鈍さ]とは自惚れに気づかぬこと。賢くあろうとするほど、その人の光は鈍くな ...

46|1 Corinthians

年齢(ねんれい)

2023/6/10    

その人がどれだけ[罪]から学んだかを示す指標。信徒の身体は歳を重ねれば老いるが精神(すなわち[人格]的な魂)は年を経るごとに若くなる。人は永遠を慕って信仰を求めるべきではない。どこまでも[神]を想って ...

54|1 Timothy

富(とみ)

2023/4/29    

真の[富]は“神を愛する心”。[世]を渡るための道具である一過性の金銭とは真逆のもの。かの[ソロモン]王は知恵を求めたから副次的に[世]で最も“物質的”に[富む]者となった。しかし、彼が『伝道者の書』 ...

46|1 Corinthians 58|Hebrews

仲間(なかま)

2023/4/29    

志を同じくして協力しあう共同体において、[愛]を伴うもの。行動における思想を共有ないし分有している意味で[友]とは趣がやや異なる。信徒のことを互いに“[兄弟]”と呼び合うけれども教会の外にある人々がそ ...

55|2 Timothy

働き(はたらき)

2023/4/29    

この概念は、①[霊的]な現象の総体,②地上生涯において[糧]を得る仕事,③天上における[いのち]のための従事,の三つに分けられる。いずれも根源的な統治は神に依るものである。労働は本来的には祝されたもの ...

47|2 Corinthians 55|2 Timothy 61|2 Peter

霊感(れいかん)

2023/4/29    

「あらゆる事象の背後には神の導きがある」という事実を理解しようとする[信仰]に付随する表現。「霊的なー」という言葉は体験的な理解を経ることなしには捉えづらいが「聖書の御教え通りのー」と換言するとわかり ...

56|Titus 61|2 Peter

神話(しんわ)

2023/4/29    

聖書以外に[神]を騙る作り話のこと。神の[全能]なる力を分離して象った[偶像]と[全治]による秩序を単純に法則化した[名付け]にまつわるものはすべて[神話]である。唯一の神から離れた前者の惑いを“[異 ...